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中岳(なかだけ/なかのだけ)は、長野県松本市と岐阜県高山市にまたがる飛騨山脈南部に位置する標高3,084 mの山である。山域は中部山岳国立公園に指定されている〔 1934年(昭和9年)12月4日に指定。山域はその特別保護地区になっている〕。 == 概要 == 中岳は槍ヶ岳から南側に伸びる稜線上にあり大喰岳と南岳の間の一峰である。3,000メートルを越える高峰であるが槍・穂高連峰の一峰で付属的な山とみなされ「…百名山」などに名を連ねることが無い。1909年(明治42年)8月に、鵜殿正雄らのパーティーが上條嘉門次と同行し奥穂高岳から槍ヶ岳へ縦走する際に登頂した。槍ヶ岳と南岳との間にあることからこの時に中岳と命名したとされている〔『新日本山岳誌』 日本山岳会(著)、ナカニシヤ出版、2005年、ISBN 4-7795-0000-1、pp952-953〕。小島烏水は、中岳を「小槍ヶ岳」と記していた〔『小島烏水全集 (第3巻)』 小島烏水(著)、大修館書店、1984年、ISBN 4-469-19083-7〕。 山頂直下の東面に巨大な「舞い姫」の雪形が見られることを山岳写真家の田淵行男が紹介した〔『山の紋章・雪形』 田淵行男(著)、学習研究社、1981年、ASIN B000J7X4HU〕。中岳南東側斜面にある雪渓末端は「雲表のオアシス」と呼ばれ、夏季は水場となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中岳 (北アルプス)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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